写真01※2021年4月撮影
トップ画像は、豊肥本線宮地駅2番ホームの熊本方面肥後大津行。肥後大津駅から熊本駅までは交流電化されているので宮地発のディーゼルカーは(優等列車を除き)全て肥後大津行です。
駅舎に入りました。待合室の奥にコーヒースタンドと「豊肥本線災害復旧資料館」がありますが、扉は閉まっていました。残念。高い天井から下がっている電灯器具が良いですね。

窓口側。JR九州直営駅です。

近距離きっぷ運賃表。滝水駅から二駅ですが、駅間が長いのです。

駅出入口。

こちらは改札口。

ホーム側に出ました。古いタイプの駅名標が良いですね。

右側にあった古い温度計。2021年4月7日午後12時50分の温度計は24℃。

構内踏切で島式ホームに渡ります。トップ画像の肥後大津行が停まっています。

構内踏切から阿蘇駅、熊本駅方面。

宮地駅には、終戦直前の1945年(昭和20年)8月1日に開設された宮地機関区がありました。

構内踏切から駅舎を振り返って見ています。滝水駅に掲出されていた「豊肥本線全線開通」がこの駅にも飾られています。

ホームから大分駅方面。この先で阿蘇外輪山をトンネルで抜けます。

駅名標には駅名の由来なども書かれています。このタイプは阿蘇カルデラ内の駅だけかな。

宮地駅は1918年(大正7年)宮地軽便線立野駅からの延伸にともない終着駅として開業。1928年(昭和3年)難工事だった当駅から玉来駅間が開通。豊肥本線の駅になりました。
ホームから駅舎。赤い切妻屋根はたぶん飾りだと思いますが、無いとペタッとした木造駅舎ですね。

この後レンタカーを駐めた食堂で遅いランチを食べて、阿蘇駅に向かいました。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道は感謝の気持ちを持って撮影しましょう。