近鉄と近鉄レジャーサービスは2021年9月28日、生駒ケーブルと生駒山上遊園地の大型遊具「飛行塔」が「土木学会選奨土木遺産」に認定されたと発表した。

生駒ケーブルは日本最初の営業用ケーブルカー。

1929年の開園当初から稼働している生駒山上遊園地の飛行塔は、日本で数々の大型遊具を手がけた土井万蔵氏の現存する唯一の作品だ。戦時中も軍の防空監視所として使われたため、金属類回収令による解体を免れ、奇跡的に存続した。
構造体は開園当初のまま。ゴンドラに乗って回る空中散歩は山頂でしか味わえない景色で人々を魅了し、その雄姿は今なお世代を超えて愛されているという。
画像:近鉄、近鉄レジャーサービス
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/)