東武線の駅に貼られている「東武線を走る電車たち」は、時間が経つのを忘れて思わず見入ってしまう。
なぜかというと、相当マニアックでめっちゃ細かいから。
まずその数。画像↑↑↑のなかには34種類の電車形式が並んでいる。実はこの上に、鬼怒川エリアを走るC11形蒸気機関車 207号機・325号機、DE10形ディーゼル機関車 1099号機・1109号機も紹介されているから、ぜんぶで38種類。
ちょっと寄ってみると……
10000系10000型は編成両数わけ、パンタや前照灯に違い

10000系10000型は編成両数でわけている。
6両編成 更新版は、北春日部行き区間準急で11601編成。シングルアームパンタグラフ。前照灯丸形。
8両編成 更新版は、浅草行き区間急行で11801編成。クロスパンタグラフ。前照灯角形。
2両編成 更新版は、館林行きワンマンで11201編成。前パンのクロスパンタグラフ。
3桁目が両数を表し、すべてトップナンバー編成で描いているか。パンタグラフの絵もしっかりとわけている。
10000系10030型は両数わけ、スカートの有無など

10030型は、編成両数や路線別でわけている。
10030型 更新版は、館林行き区間急行で11431編成。クロスパンタグラフ。前照灯は内側丸形LED。
6両編成 10030型 更新版は、浅草行き普通で11666編成。スカート(排障器)なし。クロスパンタグラフ。前照灯は外側角形。
2両編成 10030型 更新版は、新栃木行き普通で11268編成。スカート(排障器)なし。
2両編成 10030型 更新版は、南栗橋行き普通で11267編成。スカート(排障器)なし。前パンのシングルアームパンタグラフ。前照灯は外側角形。
パンタグラフの違いがあるみたいな11268編成と、11267編成を並べる意図はなんだろう?
さらに野田線の10000系や8000系、大師線や亀戸線は……あわわわわ

さらに東武野田線を走る10000系10030型や8000系8000型になると、更新版や未更新で違いがわかるように描かれている。
大師線や亀戸線で活躍する8000系8500型は、一般色のほかにリバイバルカラー3種が描かれている。
―――と、いろいろ細かくてマニアックなイラストで、なんとも楽しい「東武線を走る電車たち」。東武線の駅を利用するときは、チェックしてみて。
画像:鉄道チャンネル
記事:鉄道チャンネル(https://tetsudo-ch.com/)