2022年1月18日(火)から2月1日(火)までの約2週間にわたり、「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」という”いつもとちょっと違う”列車が山手線を走ります。
使用車両はE235系。アートと音楽の祭典「HAND! in YAMANOTE LINE―山手線でアートと音楽を楽しむ50日間―」の一環として1編成のみ特別仕様にしたもので、外観や中吊り、車内放送に他の車両とは異なる仕掛けが施されています。
他の山手線車両とは何が違うのでしょうか? まずは車両の外観から見ていきましょう。カラーリングは通常のE235系と同じですが、ドア付近に「東京感動線」「山手線で、アートと音楽を楽しむ50日間。」「山手線で、Well Being. WaaS」といった本イベントのロゴイラストやテーマがデザインされています。

派手なラッピング車両などと比べると外観は大人しいもの。どちらかといえば、他の車両との相違点は車両の「外」ではなく「内」にありました。
11アーティスト24作品を使用した中吊りアートギャラリー

「山手線 ver.HAND!by 東京感動線」では、「YAMANOTE LINE MUSEUM」と題して、各車両にアート作品を展示しています。作品の素材は紙やキャンバスから塩化ビニルなど様々で、乗り込んだ号車によってはアート作品と気付かず「洒落た中吊り広告だ」とスルーしてしまうかもしれませんが、逆に乗車して上を見た瞬間に「これは……一体?」と興味を惹かれるパターンもありそう。