トップ画像は、山万ユーカリが丘線車両検修庫内の1000形こあら2号。
「3600形ターボくん&こあら号で行く!山万ユーカリが丘線車両基地見学ツアー」も佳境。山万ユーカリが丘線車両基地見学は、車両検修庫に入ります。
ここで簡単に山万ユーカリが丘線についてまとめます。
不動産・デベロッパーの山万株式会社が、1979年から分譲開始したユーカリが丘ニュータウンに住民の移動用に1983年までに全線を開業、環状運転を開始しした新交通システム (AGT=Automated Guideway Transit)が山万ユーカリが丘線です。6つの駅は、ニュータウンの住宅から徒歩10分圏内になるように配置されています。
山万ユーカリが丘線は、第三セクターを除く民間企業経営の新交通システムとしては日本初。他には西武鉄道山口線が存在しますが、西武鉄道は普通鉄道の運営がメイン。新交通システムのみを運営する民間交通事業者は山万(鉄道事業本部)だけです。
ユーカリが丘線は、高架が多く、目線の位置で車両下部を見ることができる場所は極めて限られています。こうして検修庫内でじっくり車両を見ることができるのはツアーだけの特典です。

これが車輪に当たる大型タイヤ。銘柄はBSでした。(笑)集電装置、赤は中央のマイナス、黄色は先が確認できなかったのですがプラス側集電装置と思われます。

正面から車両下部、案内のホイールと小型タイヤ。ここまでは電気供給線は延びていない様です。