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※2023年10月撮影

トップ画像は、高尾登山電鉄ケーブルカーの前面展望。行き違い個所に下って来た「あおば号」。

乗務員さんは向かって右(車内からは左)に操作ブースがあるので筆者の乗っている「もみじ号」とは逆です。でも「高尾山駅」到着後に「もみじ号」の麓側を確認したら、同じ側の上下位置に乗務員ブースがありました。つまり「あおば号」と「もみじ号」は同じ位置にブースがあります。

行き違い個所がもうすぐ終わります。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

ケーブルカーのポイントは、鋼索がガイドしている様です。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

勾配標があります。1000分の386、角度は21度5分。相撲で言えば「幕内」に入った辺りでしょうか。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

鉄橋を渡ります。「妙音橋」かな。下を見るとなかなか迫力があります。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

いったん地面の上に戻りますが、また観月橋が続いています。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

こちらの鉄橋、終端部辺りから斜度が上がる様に見えます。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

鉄橋が終わったところの勾配標には最大斜度、1000分の608、角度31度18分が表記されています。ここからがいよいよ「横綱」です。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

両側の壁面にも「日本一の急勾配 31度18分」と掲示されています。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

2つ目のトンネル(有喜洞)に入ります。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

コントラストが強過ぎて少し見難い写真ですみません。トンネル出口が駅のホームにつながっている様です。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

「高尾山駅」のホーム全景。正面にケーブルカーの「運転室」があります。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

到着します。乗客は左側のホームに降ります。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

乗客の皆さんが降りた後、車内を撮影しました。

最大乗車人員、135名の車内。

ケーブルカー前面展望 クライマックスです【駅ぶら】06京王電鉄255 高尾線45(高尾登山電鉄03)
※2023年10月撮影

では、いよいよ登山開始です。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄・高尾登山電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)

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