東急電鉄は12日、目黒線・東急新横浜線で運行している「3000系」リニューアル車両について、2025年10月2日(木)から順次営業運転を開始すると発表しました。
同社は導入から約20年が経過した車両のリニューアルプロジェクトを進めており、3000系はその第一弾にあたります。
【参考】
目黒線、東横線、田園都市線の車両デザインをリニューアル!導入約20年が経過した車両を対象に 東急電鉄(※2025年5月掲載記事)
https://tetsudo-ch.com/13000989.html
微笑むような前面と鮮やかな水色が印象的な3000系リニューアル車両のエクステリアデザインは、従業員を対象とする社内公募で寄せられた41件の中から選定し、2020系シリーズの車両デザインを手掛けた丹青社による監修を経て決定したものです。
2018年から導入されている「2020系シリーズ」と同様に、コンセプトカラー「INCUBATION WHITE」(美しい時代へ孵化する色)を基調としています。車両の正面はまるで微笑んでいるかのような、柔らかく親しみやすい雰囲気が特徴で、駅や沿線で目にする人々に笑顔を届けたいという思いが込められています。
車内も壁・床・座席を一新し、東急線沿線の風景をイメージした落ち着きのある色合いに変更するほか、フリースペースを増設します。なお、2022年4月以降に実施した8両編成化で中間増備した26両については、すでにインテリアデザインのリニューアルが完了しています。

(画像:東急電鉄)
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