マンションや商業モールなどで見かける機械式立体駐車場。
国土交通省のデータによれば、その数なんと、54万基以上。
便利で収容力もあるこの機械式立体駐車場がいま、ある問題を抱えている。
人が挟まれてケガを負ったり、場合によっては死に至る事故も発生している。
この機械式立体駐車場で重傷・死亡に至るケースは、7年間で26件。そのうち4割がマンションで起きている。
こうした問題の解決にむけた取り組みも始まった。分譲マンション事業を手がける中央住宅(ポラスグループ)は、機械式駐車場での事故から子どもを守る「車の出し入れ まもるんスペース」を開発。その開発背景についてこう伝えている。
「マンションにある機械式駐車場は、運転手以外の出入りが禁止されているため、子連れファミリーの場合、機械式駐車場出入り時にドライバーが子どもから離れることになる。このとき、子どもから目を離したさいに死亡事故が発生した事例もある」
「利用者のなかには、こういった重大事故を防ぐために、本来禁止されているのを知りながら、子どもを同乗させての出入庫を繰り返しているという実情がある。足場の悪い機械式駐車場内で転倒するといった危険もあった」(中央住宅)
こうした事例を解消すべく開発されたのが、「車の出し入れ まもるんスペース」。
この「車の出し入れ まもるんスペース」は、中央住宅が供給する分譲マンションに付帯する機械式駐車場まわりのウェイティングスペースを進化させ、より安全な空間を構築。外側から鍵をかけることで子どもが外に飛び出すことを防ぎ、機械式駐車場に出入庫させるさいに子どもたちをガードする。
まずは、埼玉県さいたま市に展開する「ルピアコート西大宮」から展開。中央住宅は今後もこうした「まもるんスペース」と同様のセーフティ機能をもたせた付帯設備を開発していくという。
また業界の垣根を越えた評価も。ことしの「第13回キッズデイザン賞」(キッズデザイン協議会主催)は、この「車の出し入れ まもるんスペース」をキッズデザイン協議会会長賞に選び、こう評価した。
「集合住宅の駐車場付近での事故防止のために、さまざまな対策を講じてきたデベロッパーによる現実的かつ実効性ある提案。子どもの待機場所に鍵をかけざるを得ない状況であるほど、もしものさいには重篤な事故の可能性があることに問題意識を持った点は重要だ」
tokyochips編集部



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