タイ財務省物品税局は、ナトリウム含有量に基応じた「塩分税」の2025年導入を計画している。タイ国民の塩分摂取量を減らすことが目的で、まずはスナック菓子を対象にする予定だという。
プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、同局のクラヤー局長は、タイ人の現在の塩分摂取量は国際基準の2倍で、摂取量を減らす対策が必要だと述べた。毎日の食事で必要性が低いスナック菓子が塩分税の対象となる可能性があり、企業負担を減らすために段階的に実施するという。
またクラヤー局長は、2025年度の物品税の目標徴収額が前年度比16%増の6090億バーツだと述べた。