旧正月ソンクラーンの最初の2日間である4月11日と12日に、タイ全土で発生した交通事故は460件に上った。59人が死亡、458人が負傷した。


公共放送PBSなどの報道によると、政府が開設した道路安全センターが統計を報告。事故原因は多い順に、スピード違反39.9%、飲酒運転22.2%、割り込み21%だった。バイクが関係する事故が85.8%を占めた。

事故現場は、直線道路83.9%、高速道路40.3%、村道33.9%。多くの事故は午前6時~9時と、午後3時~9時の間に発生。犠牲者の年齢は20~29際が多かった。

事故件数と負傷者数は、東北部ムックダーハーン県で最も多く、それぞれ23件と25件。死者数はバンコクが9件で最多。

保護監察局によると、2日間で1363件の事故が保護観察手続きに入った。飲酒運転や無謀運転の罪で、裁判所は被告15人に電子足首ブレスレットの着用を命じた。

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