タイ政府のジラユ報道官によると、ペートンターン・シナワット首相は5月15日~16日にベトナムを訪問し、2国間関係の強化を目的とした首脳会談に臨む。両国は、ベトナムが同盟国と結ぶ最高レベルの外交関係である包括的戦略的パートナーシップに協力関係を格上げする予定。
カオソッドなどの報道によると、両首相は共同声明で、両国の持続可能な平和と成長、未来の3つの主要な柱に関し、協力を強化する正式な戦略的パートナーシップに調印する。
ジラユ報道官は、協定調印により、政治や防衛・安全保障のほか、特に国際犯罪や麻薬密売との戦いにおいて、協力が進むだろうと述べた。
また、ペートンターン首相はベトナムのファム・ミン・チン首相と共に、第4回タイ・ベトナム合同閣僚リトリート(JCR)にも出席。政治、経済協力、地域安全保障について議論を主導する。