国立開発行政研究所(NIDA)は13日、「タイ政治の将来」に関する世論調査結果を公表した。ペートンターン・シナワット首相の辞任を求める人は42.4%。

次期首相としてふさわしい人物は、プラユット元首相が32.8%で首位。

公共放送PBSの報道によると、調査は7月4日から7日、全国の18歳以上1310人を対象に実施した。

タイの政情に関する調査では、「ペートンターン首相は辞任すべき」42.37%、「下院を解散して総選挙すべき」39.92%、「ペートンターン首相は引き続き国政を運営すべき」15.04%、「クーデターが必要」1.37%、「どちらでも良い」0.99%、「無回答」0.31%。

ペートンターン首相が首相を辞任する場合、次期首相として指示する人物に関する調査の結果は以下の通り。

プラユット・チャンオチャ元首相32.82%

支持者無し27.94%

アヌティン・チャーンウィーラクーン前内務相(タイ誇り党)11.53%

チャイカセム・ニティシリ氏(タイ貢献党)10.92%

資格のある人物なら誰でも良い9.77%

ピラパン・サリラタウィバガ氏(ルワムタイサーンチャート)3.82%

ジュリン・ラクサナウィシット氏(民主党)1.83%

プラウィット・ウォンスワン氏(パラン・プラチャーラート党)0.84%

プラチャーチョン党(元前進党)が野党と共に首相と大臣に対する不信任決議に投票すべきかとの質問に対し、「賛成」は64.43%、「反対」26.26%、「どちらでも良い」7.48%、「無回答」1.83%だった。

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