10日午前11時頃、タイ・バンコクのサファリ動物園で、職員(58歳)がライオンの群れに襲われ死亡した。車から荷物を落としたため、下車したところを襲われたという。
タイラットなどの報道によると、現場はクローンサームワー区のサファリワールド。職員が下車すると、ライオンは約10メートル離れた地点からゆっくりと近づき、襲いかかったという。さらに3~4頭のライオンが職員に噛みつき、重傷を負わせた。病院に搬送されたが、死亡が確認された。
事件発生当時、動物園には国内外から多くの観光客が訪れていた。目撃者らは、ライオンを職員から引き離そうと、クラクションを鳴らしたり叫び声を上げたりしたという。