21日午前2時、タイ東北部コーンケーン県ムアンコーンケーン群で、サイアム商業銀行シーサワット支店の現金自動預け払い機(ATM)が盗まれたと通報があった。警察は同日午後1時、オランダ人の男(60歳)を強盗容疑で逮捕したと発表した。


タイラットなどの報道によると、通報を受けた警察が追跡したところ、大きなチェーンでATMを取り付けたピックアップトラックを発見。近くの草むらに外国人が隠れているのを発見し、逮捕した。

取り調べによると、男は映画「ワイルド・スピード5」の手口を模倣したと供述。経済的に困窮し、ATMから現金を盗もうとしたと話した。男はタイに6年間住み、タイ人の妻(37歳)に飲食店の開業資金として1000万バーツを贈与したが、妻が金銭不足を主張したため、事件発生前に夫婦喧嘩になったという。男は喧嘩の苛立ちから犯行に及んだと話した。

男はノーンカーイ県の友人に会うと妻に伝え、ピックアップトラックで出掛けていた。

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