タイ東部サケーオ県のカンボジア国境で発生しているカンボジア人の集団による暴動に対処するため、東部5県から暴動鎮圧部隊約1400人を派遣した。
クルンテープ・トゥラキットの報道によると、暴動鎮圧部隊の責任者であるチャトゥラパット県警副司令官は、サケーオとプラーチーンブリー、チャチューンサオ、ラヨーン、チョンブリーの各県から、同県コークスーン群ナーンノーンヤーケーオに約1400人の部隊を派遣したと明らかにした。
22日の同地域では平穏な様子で、国境近くに設置した有刺鉄線フェンスにカンボジア人の集団が近づく様子は無かったと報告。国境の向かいにある避難所には、カンボジア人約30人~40人が出入り。カンボジア側の国境警備隊員は約100人に増強され、カンボジア兵2人~3人がタイ兵の動きを監視しているという。