23日午後1時20分頃、カンボジア兵4人が、タイ東北部シーサケート県カンタララック軍のパマン基地に向けて銃弾3~5発を発砲したとタイ陸軍が報告した。

タイラットなどの報道によると、現場は同県カンタララック郡サオトンチャイ町の国境。

第2軍管区の声明によると、タイ軍は反撃しなかった。カンボジア軍の発砲はタイの反応を伺うためだった可能性が高いと見ている。

また同日午後2時50分、第2軍管区は、タイ領土へ侵入しようと有刺鉄線に近づいたカンボジア兵にタイ側が忠告したところ、カンボジア兵が上空に拳銃を発砲。タイ側が撃ち返すと撤退した。現在、現場は正常な状態に戻っているという。

第2軍管区は、カンボジアの行動は明らかな停戦合意違反だと批判した。

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