24日に大規模な道路の崩落が発生したタイ・バンコクのサームセーン通りから2キロ地点の道路で、25日朝、新たな隆起と浸水が見つかった。当局は、崩落の恐れがあるとして周辺エリアを封鎖している。


MGRオンラインの報道によると、現場は、国会議事堂近くのブンロードビバレッジ社前。路面が隆起して断続的に水が溢れており、24日に発生したワジラ病院前の大規模崩落の再来が懸念される。当局は、安全確保のため、コーンを設置して一帯を封鎖した。

ワジラ病院前では24日、幅約30メートル、長さ約30メートル、深さ約50メートルに渡って道路が崩落。各機関の専門家は、崩落の原因について、地下鉄パープルラインのトンネル建設時の施行ミスと水道管の破裂が重なったと指摘。大量の水と土砂がトンネル内に流入し、路面の下に巨大な空洞が生じて崩落に繋がったと見ている。

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