現職下院議員の急死に伴い、東北部シーサケート県の第5選挙区(クンハーン郡、プーシン郡)で28日に実施された補欠選挙で、タイ誇り党候補のチンタワン・トライサラナクル氏が勝利し、タイ貢献党から議席を奪った。

クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、選挙管理委員会は29日、選挙結果を公表。

有権者12万7153人中、投票したのは7万6231人。投票率は59.95%。有効投票数7万1823枚(94.22%)、無効投票数1896枚(2.49%)、白票2512枚(3.29%)。

チンタワン氏は4万246票を獲得し、タイ貢献党候補者のプリカ・ソムマイ氏を破った。プリカ氏の得票は3万1577票。

補欠選挙は、同選挙区選出のタイ貢献党議員アモーンテープ・ソムマイ氏が6月に逝去したことを受けて実施。同党はソムマイ氏の娘を後任に指名した。

タイ貢献党は、議席を失うことを予測していなかったと認めた。ペートンターン・シナワット党首は、「党はこの敗北から学ぶ」と話した。

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