米英に拠点を置く格付け会社フィッチ・レーティングスはこのほど、エネルギー大手のタイ電力公社(EGAT)とタイ国営石油会社(PTT)、タイ石油開発公社(PTTEP)の国際長期発行体デフォルト格付け(Internatilonal Long-Teim Issuer Dedault Rating:IDR)の見通しを、「安定」から「ネガティブ」に引き下げた。

カオソッドなどの報道によると、PTTの信用引き下げは、9月24日にタイの国債格付け見通しを「安定」から「ネガティブ」に下方修正した決定に沿ったもの。

PTTEPの格付け見通しの調整は、親会社のPTTの信用格付け見通しの調整を反映している。

同社はまた、3社の信用格付けと、PTTEPの無担保債務格付けをBBB+に据え置き。単独の財務状況の強さを反映しているという。

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