タイ陸軍第2軍管区は14日、カンボジアが重火器の撤去と地雷除去に関する行動計画を提示しなかったため、カンボジア軍第4軍管区との地域国境委員会(RBC)の開催を無期限延期すると発表した。
カオソッドの報道によると、第2軍管区は、重火器の移転と地雷除去の日程や場所、運用評価方法など詳細な計画の作成を目的とした第4軍管区との協議を無期限に延期したと報告した。
1週間に会合2回と文書交換4回を実施したが、カンボジアは具体的な行動計画を示さず、カンボジアが具体的な緊張緩和の提案を提示するまで、会議を延期すると決定した。
第2軍管区は声明で、「平和と安全、国家主権の保護を最大限に維持するため、国際協力の枠組み内で引き続き活動していく」と述べた。
タイ第2軍管区とカンボジア第4軍管区のRBC会議は当初、10月15日から17日、スリン県カプチョン郡のチョンチョム常設国境検問所で、カンボジア主催で開催する予定だった。