タイ国会は15日、上下両院合同会議を開催し、人民党とタイ誇り党、タイ貢献党がそれぞれ提案した憲法草案を審議し、人民党とタイ誇り党の2草案を原則承認した。

カオソッドの報道によると、ワン・ムハマド・ノール・マタ議長は15日、同会議を開催。

3党は、第256条(憲法改正に関する規則)の改正と、新憲法の起草に関する第15章第1節の追加を目的とした草案をそれぞれ提案。第1段階を通過するには、下院議員の総議の半数以上の賛成票と、上院議員の総数の3分の1以上の支持が必要。

同会議は、各草案の記名投票の結果、人民党とタイ誇り党の2草案を原則承認すると決議した。タイ貢献党の草案は上院議員59人が賛成。上院議員総数の3分の1に満たなかった。

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