タイ政府は、SRTレッドラインとMRTパープルラインの首都圏電車の1日40バーツで乗り放題となる定額運賃を承認した。ピパット・ラチャキットプラカーン副首相兼運輸大臣は29日、12月1日から来年11月30日まで実施すると発表した。


マティチョンなどの報道によると、生活費削減を目的とした電車運賃政策委員会が29日に初会合を開き、承認した。11月18日までに閣議の承認を受け、12月1日からの実施を目指す。

1日乗り放題の新運賃は、一般40バーツ、学生30バーツ、高齢者(60歳以上)50%割引、障害者・子ども無料。片道の場合、一般は通常料金。乗車券は、EMV非接触型決済技術を使用する。

タイ貢献党政権は、首都圏電車の上限20バーツ運賃を両路線で実施していた。現在の運賃が11月末で期限切れになるため、新政権の対応が注目されていた。

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