タイ警察は9日、バンコクの高級コンドミニアムを強制捜査し、カンボジアの詐欺拠点から逃亡中の中国人詐欺師4人を逮捕した。容疑者らは、人工知能(AI)を悪用して銀行の本人確認システムを通過し、被害者の口座を資金洗浄に利用していたという。


カオソッドなどの報道によると、首都圏警察とトーンロー警察などは共同で、クローントゥーイ区スクムウィット16にある高級コンドミニアムを強制捜査。20代の中国人4人を逮捕した。パソコン4台と携帯電話60台、違法薬物も押収した。

警察は、中国人4人がコンドミニアムに多数のパソコンや電子機器を運んでいるとの情報提供を受け、コンドミニアムを内偵調査。建物内に活動拠点を作っていることが分かった。

容疑者らは、AIを利用して被害者の顔画像を動かし、銀行の本人確認システムを突破。被害者の口座を資金洗浄に利用していた。警察は、被害者が知らないうちに資金洗浄に利用される新たな手口だとして、緊急警告を発している。

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