タイ人男性がカンボジア・ポイペトの詐欺拠点で暴行を受け、死亡した。15日に殺害報道があったタイ人女性と同じ拠点で、鉄の棒や高電圧の電気ショックによる激しい暴行を受けたと見られる。


カオソッドの報道によると、外国で働くタイ国民の救出に取り組む「在外タイ人支援センター東部地域(IMF)」は18日、公式フェイスブックに男性の死亡を報告。男性はサムットプラーカーン出身のサラーウットさんで、15日に殺害報道があったパンガー県出身女性と同じ「パオイ・パエト・ポイペト(Paoy Paet Poipet)」ビルBの6階で死亡した。

IMFは、詐欺拠点から逃げ延びた被害者の友人や先輩から情報を確認。詐欺集団は男性の遺体をプノンペンで秘密裏に埋葬するとの情報もあり、IMFが行方を捜している。

IMFは、「詐欺団の残忍な行為は深刻さを増し、ニュースにも取り上げられない行方不明のタイ人が後を絶たない」と訴えた。

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