タイのピパット・ラチャキットプラカーン副首相兼運輸大臣はこのほど、交通事故の危険性を軽減するため、2階建て公共バスを廃止する予定だと明らかにした。

 カオソッドの報道によると、ピパット運輸相は、タイ運輸事業者協会と2階建て公共バスの改良や規正に関する会合を開き、山道や勾配のある道路の走行では事故のリスクが高まるため、2階建てバスを1階建てバスに改造する案を検討すると述べた。

また、公共バスの整備所について、運転手が車両を容易に点検できるよう改善を検討する。陸地輸送局のソラポン局長によると、整備所は現在、全国に28カ所。2019年から設置し、同年の事故回数は407回、2025年は173回まで減少している。

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