タイ東北部ウボンラーチャターニー県のキャッサバ畑で、農民が収穫作業中に不発弾を発見した。通報を受けた当局が急行し、周辺の半径約100メートルの立ち入りを規制。

爆破して破壊した。

カオソッドの18日付報道によると、同県ナムクン郡コークサアート町のスパープさん(43歳)は、畑で収穫作業中にBM21ロケットの弾頭を発見。爆発物処理部隊(EOD)に通報した。

EODは、現場で直径12センチ、深さ1.3メートルの穴の中に不発弾を確認。調査の結果、4カ月前にカンボジア軍がタイ側に向けて発射したロケット弾だと判明した。EODは穴の中に3ポンドのC4爆薬を設置し、半径約100メートルの立ち入りを規制。起爆して不発弾を破壊した。

スパープさんは、除草剤を撒いて収穫準備中に穴を発見し、最初は泉だと思ったという。よく見ると泉では無かったので、村長に知らせて確認してもらったところ、不発弾のクレーターだと分かったという。

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