25日、タイ深南部ソンクラー県ハートヤイ郡で、洪水被災者の救助活動のためにジェットスキーに乗っていた救助隊員が、村民から銃撃される事件が発生した。隊員は無事で、活動を中止してボートで帰還した。


MGRオンラインなどの報道によると、銃撃は3発。銃撃を受けた隊員は、深刻な状況にある地域へ食料を運搬中で、「後回しにされたと感じたのか、後ろから3発撃たれた。限られた食料の配布に苦慮している」とソーシャルメディアに投稿し、支援を待つ住民に謝罪した。

ネット上では、多くの人が隊員への支持を表明したが、銃撃犯を名乗る女性が現れ、「ジェットスキーの騒音と衝撃で自宅の窓が割れそうになった。食料は十分にあり、救助の必要はなかった」と主張。この人物が犯人かどうかは不明だ。

一方、民主党のチュリ―副党首は事件を受け、「昨日、救助活動中に便や木材を投げつけられた。ボートやジェットスキーが移動するたびに助けを求める声が上がる」と自身の経験を語り、「深刻なケースから優先して救助していることを理解して欲しい」と訴えている。

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