在タイ日本国大使館は25日、深南部ソンクラー県ハートヤイ地区で発生している洪水被害について、在留邦人に当局の発表や報道機関から最新の情報収集を心掛け、当局の指示に従って安全確保に努めるよう呼び掛けている。

同大使館によると、ハートヤイ国際空港は通常営業。

報道によると、空港からハートヤイ市内に至る道路が冠水状態のため、ターミナルから出られずに立ち往生している乗客を収容している。空港と市内を結ぶシャトルバスは、26日午前は停止。午後の運行は状況を見て判断する。

各航空会社は、26日からバンコク~ハートヤイ路線の一部の航空便を欠航。タイ・エアアジアは30日にかけて、FD3114/3115便とFD3118/3119便を欠航。タイ・ライオン・エアは、SL704/705便とSL710/711便を欠航。タイ・ベトジェットは、26日~27日のVL328/329便を欠航した。

ハートヤイ地区と周辺地域は、イスラム武装勢力の犯行とみられる襲撃・爆発事件が発生しているため、外務省が以前からレベル2「不要不急の渡航中止」を勧告。同大使館は、今回の洪水・冠水の被害に関しても十分考慮の上、さらに慎重に行動を検討するよう注意喚起している。

タイ当局の連絡先と避難所情報は以下の通り。

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