タイの緊急対策センターは26日、南部で発生している洪水被害の死者が、7県で33人を超えたと報告した。災害防止軽減局は、断続的な降雨でパッタニー川が氾濫する恐れがあると警告を発令した。


カオソッドなどの報道によると、海軍空母は25日、支援物資と救助装備の積み込みを完了し、洪水被害が拡大している深南部ソンクラー県に向けて出航。26日に到着し、直ちに救援活動を開始する。

空母は1日当たり2000~3000食分の食事を準備・配布できるほか、緊急患者を受け入れる「移動病院」としても機能する。

また北部チェンマイ県から到着した救助隊は、同県ハートヤイ郡で救援活動を開始。偵察ドローンで安全な救助ルートを検討し、建物に2日以上閉じ込められていた女性と赤ちゃんを救出した。

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