アヌティン・チャーンウィラクン首相兼内務大臣は12日、米国のドナルド・トランプ大統領と午後9時20分から電話会談し、タイとカンボジアの国境情勢について協議すると述べた。

クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、首相府で記者の取材に応じたアヌティン首相は、トランプ大統領が1か月前に中国を訪中した際に行われた会談以来の電話会談になると述べ、国境情勢に関する最新情報を伝えると話した。

アヌティン首相は、トランプ大統領に状況を報告するが、タイ政府が決定権を持っていると強調。タイ政府は軍の作戦遂行を支援し、権限を与えていると説明した。

取材後、アヌティン首相はタイ王国軍司令部を訪れ、最新情報を収集する。夜にはマレーシアのアンワル・イブラヒム首相との電話会談も予定されている。

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