タイ軍は14日、カンボジアとの武力衝突1週間で、戦闘による初の民間人の死者を発表した。カンボジア軍が東北部シーサケート県カンタララック郡の民間人居住地域にBM-21ロケット弾を発射。

63歳の男性が死亡した。

クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、男性は学校前でロケット弾の破片に当たり死亡した。砲撃により住宅1棟が焼け、多くの家屋が破片による被害を受けた。

カンボジア軍の攻撃による民間人の死者は初めて。これまで、間接的被害で3人が死亡した。

国防省は13日16時、ウボンラーチャターニー県のチョンアーンマーでの戦いで、タイ兵士5人が死亡し、タイ軍の死者数を15人、負傷者を270人と発表した。

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