タイの国家安全保障会議(NSC)は16日、カンボジア・ポイペトに取り残されたタイ人をチャーター機で帰国させるよう外務省に指示した。

クルンテープ・トゥラキットの報道によると、NSCのチャチャイ・バンチャワッド事務総長は16日、首相府で会見し、ポイペトで足止めされている約3000~4000人のタイ人への支援について、外務省に帰国方法を検討するよう指示すると決議したと述べた。

帰国方法として、商業航空便かチャーター機を検討。ポイペトで足止めされている人は、シェムリアップへ移動してから搭乗する。

カンボジア政府は、東部サケーオ県のバン・クローンルック国境検問所からのタイ人の帰国を承認せず、労働者数千人が足止めされている。同検問所は、タイのアランヤプラテートとカンボジアのポイペトを結ぶ主要国際検問所。

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