タイのシーハサック・プアンゲートゲーオ外務大臣は、タイとカンボジアの国境情勢について議論するため、12月22日に特別ASEAN外相会議を開催する予定だと明らかにした。外務省と国防省は、停戦の3条件を提示。

カンボジア側が先に停戦を宣言するよう求めた。

クルンテープ・トゥラキットなどの報道によると、外務省と軍による合同会見で、外務省のマラティー・ナリタ・アンダモ報道官は、「タイの領土を侵略したのはカンボジアだ」との見解を示し、カンボジア側が先に停戦を発表するよう要求した。

また、戦闘が再発するような停戦ではなく、「本物かつ持続可能」であるべきだと述べた。

さらに、国境地帯の地雷除去活動に「誠実に協力」するようカンボジアに要求した。タイは、カンボジアが国境地帯に新たな地雷を敷設し、複数のタイ軍兵士が負傷したと非難。カンボジアは否定している。

カンボジアは、タイの停戦要求に反応していない。

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