タイ東北部ナコーンラーチャシーマー県は17日、県内で多数のドローンが活動しているとして、同県内でのドローン飛行を規制すると発表した。国境をめぐる緊張が続く中、カンボジアのドローンが侵入する可能性への懸念が高まっている。


クルンテープ・トゥラキットの報道委よると、同県のアヌポン・スクソムニット知事は17日、第2軍管区や地元警察の代表者らと県庁で緊急会議。県内で多数のドローン飛行を確認したことから、無人航空機に関する法律について協議した。

知事らはタイ民間航空局(CAAT)に対し、状況が安定するまで、県内でのドローンや無人航空機の使用を禁止するよう提案することで合意した。

地元当局は、空の安全に脅威を当たる可能性のあるドローンや凧などの飛行禁止を住民に呼び掛け。農業目的でドローンを使用する場合、CAATに申請するよう決定した。

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