タイ海軍は18日、国境近くのカンボジア軍の拠点を奪還し、対人地雷保管庫から地雷16個を発見したと発表した。

カオソッドの報道によると、海軍のパーラック・ラッチャナチャイヤパン報道官は、カンボジア軍が基地として使用していた東部トラート県のバーンノーンリー地域を奪還したと報告。

チャンタブリー・トラート国境警備隊が地域内を掃討し、地雷保管庫を発見。対戦車地雷を改造した対人地雷16個を確認した。

また、奪還した同県のバーンサームランのカンボジア軍の拠点では、対人地雷PMN-2の使用訓練を体系的に実施していたことを示す記録を発見。地雷の一般的な知識や設置、回収に関する記述があり、2024年10月7日付のものだったという。

海軍は、カンボジアが意図的かつ継続的に地雷を使用しようとしていると批判。1997年のオタワ条約と国際人道法違反だと指摘した。

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