タイ国政府観光庁(TAT)はこのほど、タイ南部で発生した大洪水に関する最新渡航情報を発表し、全域で洪水が引いて正常に戻り、目的地へのアクセスが可能になったと確認した。空港・主要交通機関・観光スポットは通常通り営業中だという。


TATの8日発表によると、南部のプーケット、パンガー、クラビー、ラノーン、スラーターニー(サムイ島など含む)、チュンポーン、ナコーンシータマラート、トラン、サトゥーン、パッタルンでは、交通機関と観光スポットが通常通り営業。

海上交通は通常通り運行しているが、天候不順の場合は運休のため、出発前にフェリーの運航スケジュールを確認するよう求めている。一部の観光地は、年次メンテナンスや復旧のため、一時的に閉鎖している。

深南部のハジャイ(ソンクラー)、ナラーティワート、ヤラー、パッターニーでは、道路と生活インフラがほぼ回復。アクセス状況は引き続き改善しつつある。ハジャイとソンクラーの多くのホテルは通常営業を再開。各事業者はウェブサイトやフェイスブックページで復旧の進捗状況の最新情報を発信している。

一部の観光スポットは補修工事のため一時閉鎖している。旅行を計画する際には、現地の情報を確認するよう呼び掛けている。

空港

イ南部の空港は通常営業。国内線・国際線の定期便が運航中。天候による運休の可能性もあるため、出発時刻は事前に確認が必要。

鉄道

道は主要路線で運行。14日までに完全復旧。

バス

ジャイ・ジャンクションとパダン・ブサールへの長距離バスは引き続き運行。一部路線は区間短縮で運行を継続している。県をまたぐバス路線は全路線で再開。

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