タイの政権与党のタイ誇り党は24日、2026年2月8日に予定されている下院総選挙を前に、アヌティン・チャーンウィラクン暫定首相とシーハサック・プアンゲートゲーオ外務大臣を首相候補に指名すると決議した。

タイラットなどの報道によると、同党副党首で政府報道官のシリポン・アンカサクルキアット氏はアヌティン氏について、国家行政の豊富な経験があるとし、「タイは多くの脅威に直面しているため、仕事を進められる首相を必要としている」と述べた。

シーハサック氏については、経験豊かな外交官として国内外で認められているとした。

またアヌティン氏は、首相候補として名前が挙がっていた、無所属のスパジー・スタンパン商務大臣とエクニティ・ニティタンプラパス副首相兼財務大臣について、再び政権与党を樹立する場合、両氏が現職と副首相を引き続き務めることを望んでいると話した。

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