タイテレビ制作最大手GMMTVが贈る、タイBL初の時代ラブロマンス「Memoir of Rati(メモワール・オブ・ラティ)~幸せの記録~」(全12話)が、12月26日(金)からRakuten TVで配信を開始する。

配給会社のコンテンツセブンによると、本作は「Wandee Goodday」で抜群のケミストリーを見せたGreatとInnが再び共演を果たす注目作。

舞台は、第1次世界大戦勃発直後のシャム(現・タイ)。緊張関係にあったフランスとシャムをつなぐ架け橋となるべく、20年ぶりに祖国へ戻ったフランス大使の通訳士・ラティ(Inn)。彼の前に、身分を隠して近づき静かに想いを寄せる伯爵・ティーラトン(Great)が現れる。国の違い、身分の隔たり、そして当時の社会では許されなかった同性同士の愛――さまざまな壁と葛藤の中で、2人の想いは次第に深まっていく。

さらに本作では、もう一つの愛の物語も。「We Are」への出演で日本でも注目を集めるAouとBoomが演じるのは、準男爵のデート(Boom)と、危険な格闘技ムエで賞金を稼ぐメーク(Aou)。立場の違いを越えて友情を育み、やがて愛へと変わっていく2人の姿が、物語に新たな彩りを添えていく。

ストーリー]

民として生まれ、のちに貴族に養子として迎えられフランスへ渡ったラティ。フランス大使の通訳として、20年ぶりにシャム(現在のタイ)を訪れる彼は、両国の架け橋となるべく、滞在期間である1か月間を全力で務め上げることを決意していた。

在中、寺の祭りで教育省に勤める伯爵のティーラトンと出会う。しかしティーラトンは、自身の身分を明かさないままラティに接する。互いを良き友として、そして次第に特別な想いを抱きながら、2人の距離は静かに縮まっていく。

だが、思いもよらぬ形でティーラトンの正体を知ったラティは、裏切られた思いと怒りを抑えきれず、彼との間に距離を置くことに。同時にラティは、シャム政府から半ば人質同然に引き留められ、高官たちにフランス語を教えるよう要請される。シャムに残るのか、それともフランスへ戻るのか――ラティは人生を左右する選択を迫られる。

して、フランス大使団が帰国する日。何も告げず船へ向かったラティを、ティーラトンは必死に追いかけるのだった。

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