タイのある家族は、家事代行スタッフの女が赤ちゃんの哺乳瓶に消毒液を注いでいるのを発見し、警察に通報した。赤ちゃんの母親は「危険な家事代行員を雇ってしまった」とフェイスブックに投稿。

女は捕まっておらず、他の家に雇われる可能性があると警告している。

カオソッドの報道によると、母親は26日、フェイスブックページ「Yokey R」に事件の詳細を投稿。母親はフェイスブックを通じて、女の家事代行スタッフを雇ったという。

清掃員は「普通の人」で、昼頃まで異常は無かった。だが、赤ちゃんの祖母が、置いてあった哺乳瓶でミルクを準備したところ、強い消毒液の臭いに気が付いた。赤ちゃんは少しミルクを飲んでしまったという。医師によると、赤ちゃんは無事だが、家族に24時間は厳重に監視するよう勧めた。

母親が哺乳瓶を確認すると、消毒液が混入していた。女を問い詰めると、「哺乳瓶を拭いただけで、何も覚えていない」と主張。急いで家を出て行った。

その後、家族は家の防犯カメラを確認。女が哺乳瓶に消毒液を加え、赤ちゃんのベッドの側に置く様子が映っていた。

また、女は掃除をせずに、室内にある品物や個人情報を撮影するなど、不審な行動をしていた。

女は家の外にある掃除用具置き場に隠れ、家族が外出した後に家の中に入ろうとしていたという。家族は、女が窃盗目的で清掃員として家に入り込み、家族が赤ちゃんを病院へ連れて行く間に窃盗するつもりだったとみている。

家族は警察に被害届を提出したが、「赤ちゃんが無事なので正式に告訴できない」と言われ、不安を感じているという。女は他の家事代行に応募し、小さい子どもがいる家を狙って犯行に及ぶ恐れがあると母親は警告している。

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