タイ政府は6日、東北部ウボンラーチャターニー県のチョンボック469高地にカンボジアの迫撃砲が命中し、タイ兵士1人が負傷した事件について「カンボジアに説明と適切な責任を求める」と声明を発表した。カンボジア側は「清掃中の事故」と釈明している。


タイ政府広報局は6日、外務省が正式にカンボジア外務省に抗議文書を送付したと発表。事件の原因について明確な説明と、謝罪を含む適切な責任の表明を要求した。

一方、カンボジアは事件について「事故だった」と釈明。カンボジア軍がタイ第2群管区に送付した書簡によると、カンボジア軍が同日7時27分頃にチョンボック付近の基地で清掃作業していた際、ゴミの山に残っていたDKZ弾が爆発。カンボジア兵2人が重傷、1人が軽症だと説明した。

爆発によりタイ軍に警戒が広がったため、誤解を避けるために説明したという。カンボジア側は、事件について哀悼の意を示し、引き続き国際法に基づいて平和的解決に尽力すると強調した。

タイ当局は声明で、両国が互いに挑発されない限り攻撃を避けるよう合意したタイとカンボジアの停戦共同声明の第一項を挙げ、タイがこれまで抑制的態度を維持し、平和的手段を堅持して対応してきたと発表した。

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