タイ東北部の主要寺院では、ガソリンスタンドが容器入り燃料の販売を停止しているため、火葬場の運営を一時停止している。

カオソッドなどの報道によると、チャチューンサオ県のサマーン・ラッタナーラーム寺院(ムアン郡バーンケーオ)は16日、公式フェイスブックを更新。

「ディーゼル燃料を販売しているガソリンスタンドの情報を共有してほしい。火葬用の燃料が必要だが、購入できない」と訴えた。

また別の投稿では、「燃料購入の際に、死亡証明書の提示が必要で、購入できるのは50リットルまで。火葬には60~100リットルの燃料が必要だ」と嘆いた。

記者は16日、同寺院を訪問し、同寺院委員会会長でバーンケーオ村長のクリサダー氏に取材したところ、クリサダー氏は、「寺院には燃料備蓄が全く残っていない。ここ2~3日、寺院の職員に指示し、各地のガソリンスタンドを回って燃料を購入していたが、複数の遺体が到着すれば燃料が足らなくなる」と語った。

ターク県メーソート郡の国境近くのガソリンスタンドでは、16日午前4時頃から、多くの村人が燃料補給のために車列を作り、3キロメートルに及ぶ渋滞が発生した。メーソートでは、給油上限を乗用車1台当たり500バーツ、輸送車両100リットル、大型トラック200リットルに制限。農家は携行缶10リットルまで給油可能だが、供給不足のため、ミャンマーの車両は給油を禁止していた。

正午近くになると、ガソリンスタンドに並ぶ人や車両がさらに増え、割り込みなどが原因で、複数箇所で口論が発生。警察は人員を配置して警備にあたった。現在、メーソートの多くのガソリンスタンドが品切れの看板を掲げ、一時的に終日休業に追い込まれている。

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