大手市場調査コンサルティングのディファレンシャル・タイランド社がタイの自動車ユーザーを対象に初めて実施した「2026年タイ製品顧客体験指数(Product CXI)調査」によると、日本の自動車大手が満足度で依然として優位を保っていることが分かった。

バンコク・ポストなどの報道によると、調査は昨年10月から12月に実施。

自動車を所有している2600人以上の自動車ユーザーを対象に意見調査し、デザインや使いやすさ、テクノロジーなどに焦点を当てて評価。平均指数は1000点満点中890点だった。

調査の結果、1位は長城汽車(GWM)で896点。ホンダとマツダが895点で同率2位。次いで日産(894点)、フォード(893点)、トヨタ(891点)が続き、いずれも平均点を上回った。

電気自動車(EV)分野が急成長を遂げる中、日本ブランドは依然として優位性を保ち、内燃機関とハイブリッド技術に高い満足度を持っていることがうかがえる。タイ政府はEVを推進しているが、主に中国メーカーが製造するバッテリー式電気自動車(BEV)の指数は884点に留まった。

同社マネージングディレクターのシロス・サトラバヤ氏は、EVの先進的技術は魅力的だが、インフラやハードウェアが消費者の期待に追いついていないと説明。バッテリーと充電が最大の課題だと指摘した。

また、タイのユーザーはデザインを重視し、顧客満足度を左右する重要な要素だと分かった。満足度を左右する主な要因は、デザイン、性能、使いやすさ、安全システム。満足度スコアが低くなる要因は、バッテリーと充電、収納スペース、音響システムだった。

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