飲食店運営のガーデン(東京都新宿区)は、うどん人気が高まっているタイで12月を目途に合弁会社を設立し、讃岐うどん店「山下本気うどん」を展開すると発表した。
同社によると、タイのシンハー・コーポレーション(Singha Corporation)の子会社エス・スター・ホールディング(S Star Holding)と、合弁会社「シンハー・ガーデン(SINGHA GARDEN)」をタイで設立すると合意。
ガーデンの川島賢・代表取締役社長は、「タイに根差して店舗を拡大し、東南アジア市場でナンバーワンのうどんブランドを目指す。地域経済の活性化にも貢献したい」とコメント。
シンハー・コーポレーション親会社のブンロード・ブリュワリー社のナイヤノブ・ピロムパクディー氏は、「品質に妥協せず、本物で親しみやすい讃岐うどんの提供を目指す。本場の讃岐うどんの味をタイに紹介できることに興奮している」と話している。
同社は、成長戦略の1つに海外展開を掲げ、2025年9月時点でタイとマレーシアに『壱角家』ブランドを展開している。