大和ハウス工業は2日、タイ・バンコクのワッタナー区で開発していたホテル「KROMO Bangkok, Curio Collection by Hilton(クローモ・バンコク・キュリオ・コレクションbyヒルトン)」が完成し、9月24日に開業したと発表した。

同社によると、同社がタイでホテル開発をするのは初めて。

タイ不動産開発大手SC アセット子会社のSCXコーポレーション(SCX社)と共同で開発した。スクンビット通りソイ29に位置。敷地面積は2956平方メートル、延床面積は2万9850平方メートル。地上28階建て、客室数306室。

同ホテルは、ヒルトンが展開するタイ初進出のグローバルブランド「キュリオ・コレクションbyヒルトン」。客室は、「ツイン・クラシック・ルーム」(82室、30?)、「キング・プレミア・ハイフロア・ルーム」(72室、30?)、「コーナー・ジュニアスイート」(17室、42?)、「キング・KROMOスイート」(17室、64?)など10タイプ。

最上階には、バンコクの街並みを一望できるルーフトップバーを併設したインフィニティプールや、24時間利用可能なフィットネスジム、ワークスペースとラウンジを兼ねたスペースなどを備えた。

館内や客室のインテリアは、タイの魅力を感じられるよう、同ホテルオリジナルの「Cabinet of Wonders(驚きのキャビネット)」というコンセプトのもと、多様な文化と色彩を体験できる空間としてデザインしている。

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