広告・看板用インクジェットプリンターの製造・販売を手掛けるローランド ディー.ジー.(静岡県浜松市)は15日、タイの製造子会社ローランド・デジタル・グループ(タイランド)(以下DGT)が、太陽光発電設備の運用を開始したと発表した。

同社によると、運用開始日は7月上旬。

中部サムットサーコーン県にあるDGT工場のファクトリー1工場棟の屋上に、太陽光発電設備を設置。投資額は900万バーツ(約4410万円)。施工メーカーはタイのKK Energy Resources。

発電容量は約500キロワットピークで、DGTの発電量の約30%に相当する。年間最大249トンの二酸化炭素排出を削減し、275万バーツ以上の電気代を削減できる見込み。

DGTの江間祐暁社長は「今回の太陽光発電の導入は、クリーンで再生可能なエネルギーを積極的に取り入れるというローランド ディー.ジー.グループの強い思いが込められている。同時に、再生可能エネルギーの割合を増やし、温室効果ガスの削減を目指すタイの方針に協力できることを誇りに思う」と述べた。

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