神戸から柏に移籍することとなった三原 photo/Getty Images
J1復帰にむけて追い風か
J2の柏レイソルは11日、神戸からMF三原雅俊を期限付き移籍で獲得したことを発表した。期間は今季終了まで。
現在30歳の三原は、2007年にルーテル学院高校から神戸に入団しプロキャリアをスタート。金沢や長崎へのレンタルを挟みながら、ここまでJリーグで通算188試合に出場している。今季はリーグ戦4試合の出場にとどまっていた。
加入にあたり、三原は柏の公式サイトを通じて「ヴィッセル神戸から期限付き移籍で加入する三原 雅俊です。再びネルシーニョ監督のもとでプレイできることを嬉しく思いますし、とても楽しみにしています。自分の持てる力をチームのために発揮したいと思います。応援よろしくお願いします」とコメント。
また、神戸の公式サイトでは「このたび柏レイソルに期限付き移籍することになりました。選手として成長できると思って新たな環境でチャレンジすることに決めました。新しいチームでも自分らしくチームの為に全力で頑張ります。毎試合、声援を送り続けてくれたサポーターの皆様には感謝しています。
柏のネルシーニョ監督と三原は2015年から2017年まで神戸で共闘。ブラジル人指揮官の下で83試合に出場した。ヒシャルジソンが今季2度目の累積出場停止を受け、大谷の状態が万全でない柏にとって、三原は大きな戦力となるだろう。現状、選択肢がほぼクリスティアーノのみとなっている右サイドハーフを務められる点もプラス要素だ。
開幕時以来となるリーグ戦3連勝で波に乗る柏。現在は3位と自動昇格圏まであと一歩という順位に着けている。今月にはマテウス・サヴィオやジュニオール・サントスといったブラジル人アタッカーの獲得も発表された。J1復帰にむけて夏の補強は順調だ。