シャルケに加わったシューベルト photo/Getty Images
またシャルケから優秀なGKが輩出されるのか
ブンデスリーガのシャルケといえば、現バイエルンGKマヌエル・ノイアーを輩出したクラブとしても有名だ。ノイアーはシャルケの下部組織で育ち、世界屈指のGKと呼ばれるようになった。
現在、そんなシャルケでノイアーの後継者候補に挙げられているのが22歳のアレクサンダー・ニューベルだ。昨季リーグ戦18試合に出場したニューベルは、今夏に行われたU-21欧州選手権でもドイツのゴールマウスを守っていた期待の若手だ。
ニューベルは将来のA代表守護神候補と言えるが、その座を簡単には渡すまいと燃えている選手がいる。U-21欧州選手権でニューベルとチームメイトだった21歳GKマルクス・シューベルトだ。シューベルトはU-21欧州選手権でニューベルの控えという立ち位置だったが、今夏にはディナモ・ドレスデンからシャルケに移籍。クラブチームでもニューベルとチームメイトになったのだ。
シャルケ公式によると、シューベルトも当然ニューベルのことをライバル視している。シャルケでNo.1の存在になることを当面の目標としているようで、シャルケにまた1人楽しみなGKが加わった。
「もちろん僕の目標はここでNo.1になることだよ。GKにとってはいつだって1番が目標なんだ。ニューベルとはU-21欧州選手権で知り合いとなり、僕たちは非常に上手くやっている。それもここに来たもう1つの理由だね」
ニューベルとシャルケの契約は2020年夏までとなっており、一部ではすでにバイエルンなど強豪クラブが目をつけていると言われている。