バイエルンに加わったエルナンデス photo/Getty Images
5000万ユーロ超えの移籍金は当たり前の時代に
これまではアタッカーの方が高額な移籍金がかかるといったイメージもあったが、ここ最近はDFの選手にもかなり高額な移籍金が動くようになってきた。1つのきっかけとも言えるのは2017年冬にリヴァプールがフィルジル・ファン・ダイク獲得に8500万ユーロを支払ったことで、今夏もその動きは続いている。
スペイン『MARCA』が振り返っているが、今夏バイエルンがアトレティコ・マドリードから加えたフランス代表DFリュカ・エルナンデスには8000万ユーロもの移籍金が投じられている。
さらに先日決まったオランダ代表DFマタイス・デ・リフトのユヴェントス行きには、7500万ユーロものお金が動いている。いずれも若手実力派DFなのだが、以前では考えられなかったような金額だ。
さらにレアル・マドリードがFCポルトからエデル・ミリトン(5000万ユーロ)、ナポリがローマからコスタス・マノラス(3600万ユーロ)、バイエルンがシュツットガルトからバンジャマン・パヴァール(3500万ユーロ)、パリ・サンジェルマンがドルトムントからアブドゥ・ディアロ(3100万ユーロ)、ドルトムントがバイエルンからマッツ・フンメルス(3000万ユーロ)と、センターバック陣の動きが激しい夏となっている。
また現在はレスター・シティDFハリー・マグワイアにマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していると言われており、こちらも実現する場合はかなり高額な移籍金が動くと予想されている。
同メディアは「ストライカーのような値段。欧州はDFに夢中」と伝えてるが、センターバックの他にもマンUがクリスタル・パレスからサイドバックのアーロン・ワン・ビサカを5000万ポンドで獲得するなど、DFの動きが激しい。少しでも名の通ったDFであれば、5000万ユーロ近く支払わなければ獲得するのが難しくなってきている。
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