レアルを指揮するジダン photo/Getty Images
昨季の悪夢は続くのか
レアル・マドリードに改善の兆しが見られない。そう厳しい指摘をしたのはスペイン『MARCA』だ。
昨季終盤からジネディーヌ・ジダンが指揮官に復帰しているが、同メディアはプラン通りに進んでいないと指摘。アトレティコ戦は序盤から失点が重なったが、集中力が欠如したような形で試合に入ってしまうのは昨季も見られた光景だ。
また、GKティボー・クルトワへの視線も相変わらず厳しい。昨夏レアルに加わったクルトワはチームの守護神だが、昨季もセビージャ相手に3失点、アヤックス相手に4失点を喫するなどパフォーマンスに疑問があった。今回のアトレティコ戦はプレシーズンマッチということもあって前半45分だけで下がったが、5失点している。サポーターの怒りはさらに加速したことだろう。
怪我人も目立つ。同メディアは昨季も怪我が多かったことを問題視しているが、今夏のプレシーズンでもアトレティコ戦でFWルカ・ヨビッチが負傷。マルコ・アセンシオは長期離脱し、ブラヒム・ディアスとフェルランド・メンディも負傷している。
最後は若手への信頼だ。昨季はセルヒオ・レギロンやマルコス・ジョレンテ、ヴィニシウス・ジュニオールらが躍動したが、ジダンは彼らを信用していない。すでにジョレンテはアトレティコへ移籍し、レギロンはセビージャにレンタル移籍。ジダンの中心にはルカ・モドリッチやトニ・クロース、マルセロら経験豊富な選手がおり、補強がありながらもチームの顔ぶれは昨季からあまり変わっていない。
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