バルサのカルレス・ペレス photo/Getty Images
Bチームで暴れる期待のアタッカー
27日に行われたヴィッセル神戸VSバルセロナの楽天カップでは、バルセロナのスーパースターがどんなパフォーマンスを見せてくれるかが1つの注目ポイントだった。セルヒオ・ブスケッツ、イヴァン・ラキティッチ、アントワーヌ・グリーズマンらワールドクラスの選手たちも先発しており、特に新加入グリーズマンの登場に興奮した日本のサッカーファンは多いはず。
しかし、このゲームでバルセロナを勝利に導いたのは21歳のFWカルレス・ペレスだった。ペレスはバルセロナのカンテラ出身選手で、昨季リーガ・エスパニョーラ1試合にだけ出場した選手だ。日本のサッカーファンにとって馴染みのない選手だったと言えよう。
では、カルレス・ペレスとはどんな選手なのか。『90min』が特集しているが、同メディアは「バルセロナのロッベン」と呼ばれる時があると紹介している。ペレスはウイングを本職とするレフティーで、神戸戦では左サイドから2得点を挙げている。そのスピードと小刻みなステップワークは神戸の守備陣を苦しめることになり、シュート精度も高かった。
昨季バルセロナのBチームでは最多となる9得点を記録しており、トップチームでチャンスを与えられるにふさわしい選手と言えよう。同メディアによれば指揮官エルネスト・バルベルデの中にはMFカルレス・アレニャ、リキ・プイグ、オリオル・ブスケッツ、DFファン・ミランダ、FWアベル・ルイスの5人に積極的にチャンスを与えていく考えがあったようだが、ペレスも候補に入ってくるはずだ。
前線は陣容が厚いが、ペレスは割って入れるだろうか。神戸戦のパフォーマンスで評価は変わってきたはずで、バルセロナのロッベンの本格ブレイクに期待したい。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/